はじめまして!こんにちは、トウマです。
前回の【第2回:道のりを実例解説】に引き続き、今回で最後、第3回目となります。
本記事の内容はストーリー立てて、全3回に渡ります。
- 第1回:未経験者が知っておくべき3つの注意点(本文に入る前によく心に留めておいてください。)
- 第2回:未経験からウェブデザイナーへの道のり(ノンスキルから上達していく方法やツールをご紹介します。)
- 第3回:実際の稼ぎ方(未経験者で実績がない状態から手っ取り早く稼ぐ方法を解説します)→ 本記事はココ。
未経験者がどうやってウェブデザインを習得していくか、その上達方法を第2回で解説してきました。結構なボリュームだったと思います。
それらを乗り越えたとして、
最後は現実的に稼ぐ方法について、全くのデザイン未経験者からフリーでウェブデザイナーとしての肩書きで稼いでる私が解説いたします。
稼ぎ方は2パターンです。
- 企業にウェブデザイナーとして就職する
- フリーランスとして働く
それぞれ、メリット・デメリットを見ていきましょう。
● 企業にウェブデザイナーとして就職する
まずは企業にウェブデザイナーとして就職を目指すことが、将来的に一番稼げる。と本当に実感しております。
メリットは・・・
周りにプロフェッショナルがいる環境なので、確実に早く実績が積めるからです。
そこで、自分が試しに作ったサイトを評価いただいた経験があり、自信につながりました。企業に就職して得た経験は今でもめちゃくちゃ生かされています。一人でやっていたら今どうなっていたことやら。。。
そもそも未経験者でウェブデザイナーを募集している企業が少なく、いきなり未経験者が就職に就くのは難しいと思います。
理由は、クリエイティブの職業は濃厚に時間がかかるお仕事です。0→1を生み出すのはそう簡単ではない。よって、未経験者にデザインを教えてられる時間なんて無いので、企業への就職自体がハードルが高くなりがちです。
しかしながら、面接を通して自分をPRする機会はあるので、努力次第では無理なことでもなく、認められればそれはとてもチャンスです。
自分のデザインをPRする方法は【第2回:道のりを実例解説】の記事をもう一度振り返っていただくとわかると思いますが、未経験者は「デザイン + コーディング」スキルを身に着けておきましょう。
自分のポートフォリオサイトを公開しておくと、履歴書や面接の時の武器になります!!
一方デメリットは・・・
昇給アップは中々見込めない。福利厚生もよろしくない。
デザイナーは職人業です。1人前になるまでには時間がかかるため、就職したとしても、そう簡単には昇給アップは見込めないでしょう。特にベンチャー企業は福利厚生も大手企業ほどしっかりしている印象はありません。
2, 3年は下積みで、忍耐強く実績を作る期間となると思います。稼ぐ以上にやりがいを感じのめり込める環境がある企業に就くのが良いでしょう。はじめから正社員としての採用が難しい場合はアルバイトやインターンシップとしてから働くのもオススメです。
●フリーランスとして働く
フリーランスとして在宅で働きたいという思いからウェブデザイナーになる。という方も多いのではないでしょうか。
メリットは・・・
納期さえ守れば、どこでも好きな時間で作業ができる。
在宅ワークは時代の流れになりつつありますね。コロナになってさらに加速したと思います。
ランサーズやフリーランス案件紹介サービス【クラウドテック】
でも見ての通り、ウェブデザインの案件はたくさんあり、1案件10万円前後(半月)で稼ぐことが可能です。単価の高い案件2つを選ぶと最低月20万は超えるでしょう。夢がありますね。
ただデメリットも多い・・・
しかしながら、未経験者はまず案件を獲得することができないので、実績がないうちは無償でやる、くらいの勢いで数をこなしていく道のりは必須でしょう。
私が実績のないままフリーになって、かかえたデメリットが以下です。
- 案件獲得までに時間がかかる
- 中々成長ができない
- デザイン以外にもコミュニケーションスキル、営業スキルが求められる
- ご縁にほぼ依存
私の場合
しかしながら、このご縁に依存することは将来的にも不安定のまま、フリーで継続的に稼ぐのであれば、自分から発信してくことが大事だと痛感しております。
ツテが無いと、未経験者が最初からフリーランスになることは正直おすすめしません。
しかし、私が逆にクラウドソーシングサイトでウェブの仕事を一緒にしてくれる人を探していた時は、以下のような方は実績が少なくても印象に残りました。
- 自分のポートフォリオサイトで作品をあげ自分の持つスキルをアピールできていること。
- 誠実さ・丁寧さ・対応の速さ、人当たりの良さを売り込み、いろんな媒体(ココナラやランサーズ)で積極的に自分を発信し行動していること。
- 単価が安い。
- 人から評価をもらっている。
このように未経験からフリーランスでいきなり働いてる方で、案件をいくつか依頼したことがありました。
実績が少なかったり、プロよりかは劣るスキルの状態の未経験者でも、自分の人間性やコレまでの生き方を武器に積極的な行動をしている人にはちゃんと仕事に繋がるんだなと実感しました。
また、単価が安いかわりに私からも知識を共有したりしてるので、成長できるチャンスも得られる可能性はありますね。
まとめ
未経験からウェブデザイナーで稼げるようになるまでには、最低3年は見ておきましょう。すぐには大きな収入を得られる職業ではありません。
未経験者は「デザイン+コーディング」スキルを武器にし、WordPressで難なくサイトが作れるようになることを目指しましょう。そのためには、まずポートフォリオサイトを作り、自分の作品をどんどんネット上に公開、アピールする武器を作りましょう。仕事に就く・案件を獲得する際は非常に有利です。
また、企業に就くにしてもフリーランスとしてでも、実績のない未経験者は上に挙げた努力と、仕事への誠実さ・丁寧さ・スピード感等の人間性を売り込み積極的に自分を発信し行動していくことで、チャンスは確実に広がります。
私は、自分が制作担当したサイトを依頼者さんが喜んでもらう一瞬がとても嬉しいしやりがいです。ウェブサイト制作は安くないのでその価値を認めてもらえるまで時間はかかりますが、忍耐強く取り組んで行けば未経験からでも在宅で稼ぐことはできます。
以上、
未経験でもウェブデザイナーとしての道に興味があり悩んでいる方への参考になると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。